6枚目 辻村さんは焼き物だけではない

東京日本橋は今日も冷たい雨が降ってます。

どうもこんにちは、かみ屋 中の人です。冬の雨は寒いですね。でも乾燥しないからそれはそれで。かみ屋の事務所は何もせずとも湿度50%を保っております。

 

今回も辻村さんで行きます。辻村さんの代名詞と言えば、その力強い作風の焼き物ですが、これだけではありません。油絵や、最近では墨で描く抽象画も制作されています。多才ですね〜。今日はこのうちの油絵を少しだけ。では早速。

『裸婦』 サイズ:SM

小さくてかわいいサイズの油絵です。そこまで写実的ではないので、掛ける場所はあまり選ばなくて済むのではないでしょうか。実はこの作品、かみ屋の紙倉庫に飾っております。売り物ではないのです。申し訳ない!

 

『裸婦』 サイズ:SM -150,000円

 こちらは商品でございます。辻村さんの裸婦は、輪郭が強調されていることから男性とは異なる女性特有の体のラインが印象的ですね。

なんと辻村さんは約50年間、裸婦のクロッキー・デッサンに毎月通い続けているとのこと。今もです。そもそも辻村さんは、作陶を始める前は油絵の画家を志していたのです。

お言葉を借りますと、辻村さんの焼き物がこれほどに魅力的なのは、焼き物という立体・三次元のものを作る前に、もしくはそれと並行して、平面・二次元の鍛錬を積んでいるからだ、なんて某ファンの方が言ってました。

 

かみ屋にある辻村さんの油絵

今回は油絵の中でも“裸婦”をご紹介しましたが、他にも風景なども描かれております。これらはまたいつかご紹介したいと思います。ネタをケチらないと、ネタ欠を起こしてしまいますので。細く長く続けたいですね。 かみ屋 中の人

Back to blog