2nd Small Talk "Shiro Tsujimura's SUPER MOON".

2言目「辻村さんのスーパームーン」

こんにちは、かみ屋 中の人(なかのひと)です。

今日7日夜から8日にかけては、いつもより月が大きく明るく見える、「スーパームーン」とのことです。月が地球に近づくので大きく明るく見えるわけですが、今夜のスーパームーンは今年一番地球から離れたときの月と比べて、直径が約14%大きく、明るさは約30%増しの2020年一番のスーパームーンだそうです。8日の午前11時半過ぎに今年1年で最も地球に近づくとのことですが、日本は昼間なので今夜がスーパームーンを見るチャンスですね。

 

さて写真の作品はというと、最近制作された作品で、辻村さんの「満月」です。銀箔を貼った紙に墨で描いてらっしゃいます。

 

この記事を書きながら作品画像を眺めているわけですが、ずっと眺めているとだんだん1つの風景が見えてきました。具体的に言うことで、皆さんがそういう風にしか見えなくなってしまうことを避けたいのですが、1つ言うとすれば、作品全体の墨の筆使いから、風があるように中の人には見えます。

 

また、作品上の赤い部分は汚れなどではなく、銀が化学反応を起こし変色したことで発生した色です。これは古美(ふるび)だとか古美仕上げと呼ばれたりして、真新しい金属を薬品などを用いて酸化や硫化させることで、あえて古っぽく見せる手法なのです。もちろん時の経過から本当に酸化などが起こり、いい感じに変色しているものもあります。

 

この「満月」ですが、本当は中止になってしまった「アートフェア東京2020」に出品を予定していたものです。この他の作品は、アートフェアに出展予定だったギャラリーによるオンライン展覧会 AFT Art Hunting(https://art-scenes.net/ja/aft-art-hunting)に掲載しています。「満月」はまだ掲載しておりませんが、ご興味のある方はご連絡ください。

 

 

ちなみにスーパームーンという言葉は、アメリカ航空宇宙局家=NASAが天体に興味を持ってもらうために、こう呼び出したそうです。最近はずっと家にいるという方も多いと思いますが、今夜くらいは月を見るためにちょっと外に出てもいいんじゃないかなあ、とも思う中の人です。

かみ屋 中の人