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      掛軸

       

      軸の絵の種類

      掛軸は、アジアで最も古典的な表具方法の一つで、その起源は中国。仏画を掛けて拝むところから始まったと言われているそうです。日本には仏教の伝来と共に飛鳥時代(6世紀頃)に中国から伝わって来たと言われています。シンプルな材料で作られた一見すると壊れやすそうな掛軸ですが、実はとても丈夫で、現在でもいい状態で存在しているものがあります。

      掛軸は仏画に始まり、墨絵や書へと楽しみ方の幅を広げ、茶道の場でも楽しまれるようになりました。現在では、古典的な仏画の掛軸から、茶道で使われる軸はもちろんのこと、現代美術の中でも掛軸が使われ、様々な種類の掛軸があります。かみ屋工房でも、日々様々な種類の表具を行っております。

      今回は古典的な材料を用いて作られた、様々な掛軸を集めました。禅の言葉や、墨絵、銀箔地に描かれた絵画などをご紹介したいと思います。


      飾る場所、季節

      掛軸は、和室の床の間。そんな連想をする方が多いのではないでしょうか。一方で、掛軸の歴史を遡ると、箱に入れて持ち運ぶことができ、掛ける場所を選ばないもの、それが掛軸でした。昔の絵をみていると、外で掛軸を広げて宴をしたり自由自在に至るところで楽しんでいる様子が描かれています。額に入った絵とは異なり、箱にコンパクトに収納して片付けられるので、出しては仕舞い、また時期が来たら出す。日本では、季節に合わせて掛け替えて楽しんで来ました。飾ってから数年がたち、気づくとホコリが溜まっている額があったりしませんか?

      「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて 冷(すず)しかりけり」と川端康成さんは、ノーベル賞の講演で、この道元さんの句を読んだそうですが、日本ではずっと昔から、「季節」を大事に暮らしてきました。季節に合わせて掛け替えやすく、収納性も良い掛軸は、この小さな島国での暮らしにあっていたのではないでしょうか?

      暑い夏がすぎるたころのお月見。穀物の収穫を感謝する季節の風物詩の一つです。辻村史朗さんの「満月」からは、野性的なタッチにもかかわらず、夜の薄い雲海の間から見下ろす、とても穏やかな月を感じることができます。今年のお月見は、風流に掛軸と共に季節を感じて過ごしてみるのも良いのではないでしょうか。

      現在では、掛軸に仕立てられる画題も幅広くなり、日本やアジアの人たちに限らず、多くの方々が楽しんでいます。掛ける場所も多種多様です。洋室の壁に掛けてみると、額に入った絵とはまた違う雰囲気を空間に与えてくれます。(どうか、楽しんでみてください)。


       

      掛軸エトセトラ

      掛軸の装丁の位は真、行、草の三種類があります。これらをどのように見分けるかというと、使用されている布とそのデザインなんだそうです。最高位のものは仏画、金襴と言われる希少な裂を使用し、周囲を三層にしています。行、草の格の順に、装飾が簡略化されていきます。

      天然素材を使用し、伝統的な手法で表具された掛軸は、湿度や気温の変化や、風に吹かれて、わずかに縮んだり膨らんだり、季節に合わせて変化します。多少掛軸がヨレれたり、波打ったり、膨らんだり、この柔軟性が長寿命の秘訣なんだそうです。一方で、その揺らぎを許さず、いつも作りたての様にピンとした掛軸を目指して、科学的に作られた素材を用いた掛軸が主流になってしまいましたが、結果として作品本体を痛めることとなり、寿命は圧倒的に短くなってしまいます。この様に、掛軸の表具にはあまり知られていない秘訣が色々とある様です。掛軸の仕立についてのブログ記事がありますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。また、今後もブログや展示会でご紹介していきたいと思います。

       

      軸の掛け方、しまい方。

      掛軸と言うと、その取り扱いにご不安な方も多くおられます。しばしばお客様に、掛けるために出して、箱に戻すまでの手順を見せて欲しいと頼まれることがあります。実はとても簡単で、優しく丁寧に巻いたり、広げたりするだけです。「Go Raku!」のyoutubeシリーズでビデオを作ってみました。ご興味のある方は、下記の動画をご覧ください!

       

      Sodateru

      丸壺展で日本ならではの慣性「Sodateru」をご紹介しました。辻村さんもよく言う、「焼き物は、作り手半分、持ち手半分。」これは、焼き物だけではなく、掛軸においても、同じことが言える様に思います。掛軸もまた、観賞し、出し入れを繰り返し、大事に愛でてあげることで、よりその場所にぴったりの、持ち主にあった雰囲気に変化していく様に思います。

      掛軸や装丁の面白さの一つは、同じ作品で、装丁の方法やデザインを変えて楽しむことができることだと思います。墨、顔料+膠を絵の具に、紙に書かれた作品は、一度乾くと、紙が水に濡れても滲みません。表具に使用する糊は天然小麦の澱粉なので、水を入れるとふやけ、またバラバラに分解することが出来ます。お手入れの際には本紙を支える裏打ちを剥がして新しい紙と交換することで、本紙も綺麗に、新たな命が吹き込まれます。作品が新しい世代に受け継がれているように、数十年に一度手入れをすることで、時代に合わせて装丁デザインに変化を持たせ、より永く楽しむことが出来ます。

      世界にひろがりつつある”もったいない”という日本語の概念。使い古した物は形を変えて、使いまわされるのが当たり前だった先人の知恵。表具の裂(布)も使い古しの着物の裂が使われたそうです。古臭い萎びたものを、「アジ」として楽しむ、(都合の良い?)日本の文化もなかなか捨てたものではありません。プラスティックの使い捨てに埋もれてしまっている今日この頃ですが、愛でて、育てて、形を変えてさらに楽しめる、そんな物に巡り会えます様に。


       

      ○△□(まる さんかく しかく)(ST01049)

      この 3 つのシンプルなサインで宇宙は構成されていると禅の世界では考えられています。世界のすべてのものは、この3つの形、○△□でできています。また、禅宗特有の「不立文字」(大切なことは言葉では表せない、体験して学ぶ)の精神を表しているとも言われています。

      ◯=円の形、絶対真理、不滅の心

      △=トライアングルの形。坐禅の踊り子が仏様と一体となっている姿。

      □=正方形の形をしています。追い詰められた心 一歩外に出れば禅の世界に入る


      不動心(jk00068)

      不動心(ふどうしん)とは、手放すことや冷静になることの一つの形である。日本の武術や芸術では、より進化を求める修行の哲学的・精神的側面で有効な概念となっています。


      目糞鼻糞を笑う(jk00067)

      これは日本のことわざで、目の中のグープは鼻水を汚いと言って、自分の欠点に気づかず、他人の欠点を嘲笑うようにしています。英語で似たような意味のことわざに、「ポットはケトルを黒く呼ぶ」というものがあります。


      抽象 (st01263)

      辻村史朗は70歳を過ぎてから抽象画を描き始めました。禅の言葉である「不立文字」のように、彼の抽象作品は、見る人に様々な角度からの見方を与えてくれます。見る人の経験に応じて。人はそれぞれの人生の中で10人10色の経験をしています、ゆえに、辻村史朗の抽象作品を見たときに感じるものは、人それぞれ違うことでしょう。


      猫(sk00001)

      黒田征太郎は、1970年代日本では街を歩けば、必ず彼の手掛けたイラストを見かけました。近年、伝統的な素材である墨と紙を再発見し、それを使った作品を制作し始めました。

       

       

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